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アンダー3,000円のドライヤーパナソニックEH-NE55が充分というかそれ以上という話

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アンダー3,000円のドライヤーパナソニックEH-NE55が充分というかそれ以上という話

今回はヘアドライヤーが壊れてしまったため、買い替えたら案外良かったという話です。 またしても電化製品の故障ネタ。

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ドライヤーの選び方には一家言あります

以前、全国チェーンのディスカウントストアの家電売場で社員として働いていたことがありました。 当時は理美容(ドライヤー、ヘアアイロンなど)や調理家電(炊飯器や電子レンジなど)を担当していました。 ディスカウントストアということもあり国内の製品はもちろんですが、中国製の安価な電化製品も多数販売していました。

安価な海外製品のトラブル

ある程度ディスカウントストアの仕事に慣れた頃、ドライヤーから火花が出て髪の毛が焦げたというクレームの申し出がありました。 お客様が持ってきたドライヤーは当時販売していた中国製のもので2,000円未満で購入できる最も安価なモデルでした。 件のドライヤーのメーカーの製品(AV機器、調理家電、理美容家電)は総じて故障率が高いことから、販売している立場とはいえ壊れるのが当たり前といった感覚でした。 このような経験から安価なドライヤーに対してあまり良いイメージが無く、自分が買うときにはちょっとこだわって買ってみようと思ったのでした。  

売り場担当者が選んだドライヤー

その頃購入したのはパナソニック(当時のブランド名はナショナル)のヘアドライヤー「ナノケアEH5442」です。
2007年製のこのドライヤーはかれこれ7年ほど使っていることになります。十分働いてくれました。
当時としては高級機種という位置づけで10,000円以上の価格だったと記憶しています。
ナノケアブランドの特徴としては「ナノイー」というユニットが搭載され、一般的なマイナスイオンよりも水分量が多く幅広く届き、効果が持続するという効果があるもの。
単にマイナスイオンを発生させる同じパナソニックの「イオニティ」ブランドよりも価格帯が高めです。 それまでずーっとタオルドライでドライヤーを買うのは初めて。
メーカーの営業マンさんがナノケアのドライヤーをかなり熱く語っていて、それに感化され底辺のくせに大奮発した逸品です。

ナノケアEH5442

箱や説明書も捨てずに残っていたようです。吸気口のフィルターは工具なしで取り外し可能。

ナノケアEH5442

プッシュスイッチでホット・コールド・オフ、さらにスライドスイッチでターボ・ドライ・セットの3段階が選べます。スイッチの故障はありませんでした。

ナノケアEH5442

製造国は電化製品に多いタイですが、しっかりした質感なので日本製でなくても充分に信頼できます

温度と風の強さが独立しているので、「コールドでターボ」や「ホットでセット」が選べます。 グリップ後ろ側にあるのは「ナノイー」のオン・オフスイッチがあります。 イオンなんて目に見えないものだからスイッチで出していることを可視化しているではないかと思ってしまいます。 使用した当初はなんとなく髪の毛がサラサラになったような印象があり、次第にその感覚も当たり前になったのか薄れていきました。 旅行もしたことが無いのでよそのドライヤーがどんな感じかも解らないのです。
そもそもイオンは目に見えないものなので解りません。 実感としてはちょっとサラサラになった?いや、わかんね。
…というくらいで、もともと僕自身が直毛ということもあり、正直あまりメリットを感じたことがありません。
当時のモデルとしては風量が多い方で早く髪の毛が乾きました。ナノケアEH5442

ナノケアEH5442

風量は特に問題なく満足できる程度でした

長く使うことを考えたドライヤー選びが裏目に

使用頻度は1人暮らしで長らく1人で使用していました。ここ3年くらいで使用者は2人に。 風が弱くなったときは本体後ろのフィルターを掃除機で吸ってあげたりと自分なりにメンテナンスをしているつもりではいました。 このドライヤーをいつものように使っていたところ、イオンならぬ異音(失礼)が出るようになりました。 「…カリカリカリ…」というような小さな音で、いつもどおりの風量で風が出ていますのでそれほど気にしていませんでした。 うちのドライヤーはこれ1個なので渋々使うことに。 その状態から間もなく、ドライヤーを動かしていると「ガガガガガガガガガ…」という大きな音に変わりました。 すぐにドライヤーを止め、様子を見るためドライヤーの中身をのぞきこみますが、外から見ると中が良く見えず、なにも変わっていないようでした。 原因を探るため、試しに覗き込んだままドライヤーを動かすと異音とともに突如ドライヤーからプラスチックの破片が顔に飛んできました。 幸い目に当たることも無く、ちょっとの痛みだけで済みましたが、あわや大惨事になるところでした。 自分の不用心さに肝を冷やしました。

ナノケアEH5442

上からナノイーが出るそうです。この中の網目よりも小さい破片が顔に飛んできました

ナノケアEH5442

全てのファンが根本で折れていて、中ではカラカラと折れた羽が動きます

この故障から、ネットで調べると実は同じ症状に遭われた方は少なくないようです

上記は一部ですが、価格コムのクチコミでは全く同じ症状がかなり多く見られ、僕と同じように顔に破片が当たったという人もいました。
メーカーの対応はまちまちで保証期間が過ぎた後でも交換に対応していたり、有償修理だったり。
しかしリコールはされていないようです。
おそらく保証期間内で発生した故障は少なかったのではないかと思うのです。
また購入者さんの雰囲気としては当時の高級機種ということもあり保証期間が過ぎたといえ数年で壊れたことに対し諦めきれない様子がみられます。
自身で修理するにしてもモーターとファンがアッセンブリーになっているらしく、ファンのみの販売は無いのであれば割高になってしまいます。
そして現在では保守部品の保管もされていないものと想像され、ヤフオクでの中古品も箱なしで4,000円台と不安の残る同じ機種に買い換えるほどの金額ではありませんでした。  

3,000円以下で十分満足なドライヤー「EH-NE55」

パナソニック EH-NE55 EH-NE55 EH-NE55

パナソニックのイオニティというシリーズ。 EH5442が壊れてすぐ、数日間、修理するか買い換えるか、買い換えるならどれにするかなど考えていました。 その間、髪の毛はタオルドライしかできなかった訳で不便な思いをしていましたが、しびれを切らして近所の量販店で2014年7月に3,210円で購入しました。 現在はドライヤーに1万円もお金が出せる訳もなく、事実上「格下」への買い換えです。 前のと比べ約7,000円も違うのです、期待をしてはいけないのです。 無用なプライドを持った僕は男として降格した気分でもあります。 ちなみに、アマゾンさんならアンダー3,000円で買えてしまいます。

blowdryer8

白一色といったものは無く、2トーンとなります。

EH-NE55

EH5442にも搭載されている速乾ノズルが搭載されています

blowdryer10

吸気口のフィルターは2本ネジで固定されていますが、そもそも頻繁に外すわけではないので問題ないでしょう

blowdryer12

3段階のスライド式のスイッチのみ。「ターボ」はホットで強風、「ドライ」はホットで弱風、「コールド」は冷たい弱風と簡略化されています

blowdryer11 blowdryer13 EH-NE55には「大風量1.8㎥/分」とあります。 しかし、売り場では同じパナソニックでも他の商品にはこのような風量の公称値が無いため比較ができませんでした。 ドライヤーの多くは「大風量」といった曖昧な表記だけで何と比べて大風量か分からないものが多かったです。 実際に使ってみるとEH5442に比べて、「おおー!風が強い!」とかなり実感でき、乾くスピードも早くなりました。 (僕が行っている美容院の業務用ドライヤーよりも明らかに強い) あまりの感動に、彼女に「このドライヤーすごいよ!早く使ってよ!」って勧めたくらいです。 さっきまでプライドとか言ってたヤツはどこに行ったのでしょう。 髪の毛が多く長く、湿気で膨らんだりまとまりにくい彼女からすると

  • 「風が強いのは実感できた。髪の根本まで風が届き、乾くのが早く時間短縮になった
  • 「髪の毛が長いとドライヤーを長く持たないといけないため、軽くなって疲れなくなった
  • マイナスイオンの効果は正直分からない」そうで、この点はEH5442を使っていた頃とさほど違いは無いようです。

ちなみに、僕の場合はセット(弱風)なんてコールドでしか使いませんし、ターボはホットでしか使いません。 以前に比べスイッチ類が少なくなり、モードが選べなくなりましたが満足感はそれ以上です。これはかなりコスパのいいドライヤーだと思います。 (※前の機種が高いだけで満足感が低かっただけなのでは…というツッコミもあるでしょう) いままで「高いものは良いもの≒多機能≒満足感が高い」と勝手に思い込んでいましたが、こんな幻想もこのドライヤーは大風量で吹き飛ばしてくれた訳です。 これだったら修理するか迷う前にすぐ買い換えればよかった。  

 

まとめ:自分が買った電化製品のレビューは購入後こそ見ておくべき

今回、ファンの故障によって顔にファンの破片が飛んで痛い思いをしました。 もし目に破片が当たったら…と思うとちょっと恐いですね。 使っていたのが僕だったから良かったものの、家族で使われている場合はお子さんがどのように使うかも分かりませんので注意が必要です。 もし、価格コムのクチコミページを事前に見ていたら、異変を感じたときにすぐに使用を止めていたと思います。 レビューサイトは購入前にはじっくり見たりしますが、新製品だったりするとあまり情報が少ない中で選ばないといけません。 ましてや7年前なんて、いまほどネットが活用されていないため、情報は少なかったことでしょう。 だからこそ、購入後にレビューを見ることも大切になってきます。 いままでの僕の考え方は「良品」か「不良品」かの2つで分けて考えてしまい、1年以上何事も無く使えているから不良品じゃないだろうと安易に思ってしまっていました。 たとえリコールになっていなくても同じ故障障が頻発している「要注意機種」が存在するということを肝に銘じようと思いました。